平凡で凡人の日記

極めて普通のブログです。面白おかしく日々の出来事を綴ります。

将棋

自分の昔からやっている趣味の1つに将棋がある。

 

小さいころ近所のおじさんや子供たちと、近くにある公園の木の陰のベンチでよく将棋を打っていた。駒の動かし方などをおじさん達から教えてもらって実際に対局していた。最初はなかなか勝てず悔しい思いをしていたが、その時からなぜ勝てないのかと分析を試みた。人が打っている将棋を観察したり、本屋さんなどにいって将棋の本を読み漁ったりして考えた。すると自分はなぜ勝てないのかを主観的ではなく客観的にわかるようになった。そして理解できた自分がまける理由を改善するように努めた。すると簡単に勝てるようになった。今までまったく歯が立たなかったおじさん達にも楽勝に勝てるようになった。その時自分は天才なんじゃないかななんて馬鹿なことも思った。そして公園では敵なしになりもっと強い人と将棋を打ちたいと思うようになり、街から遠く離れた将棋道場に行った。将棋道場にはいろんな年齢の子供がいてみな真剣に将棋を打っていた。自分も打ちたいと思いそこにいる子供達と打った。3人の子供たちと対局したがすべて自分の惨敗だった。所詮井の中の蛙であったと思い知らされた。世界は広くそして深いんだなと感じた次第であった。